さて、FF11は2015年11月10日のバージョンアップにて全ての物語が終わった訳だが、今回私が公開したこれら2つの動画は全てHyperDeckShuttle2へのHDMI接続によりダイレクトキャプチャをしたものである。※再生時には1080pのHDモードが最も鮮やかになる(ボリューム調節に失敗しSEが割れているのはご愛嬌)
上記動画をそれぞれ別ウィンドウで見たい場合
https://youtube.googleapis.com/v/pjL_CnsZJxo?vq=highres&autoplay=1&rel=0
https://youtube.googleapis.com/v/yna8ciWIv6A?vq=highres&autoplay=1&rel=0
この機器については今まで伏せていたが「Micktllにおけるプレイにおいては常時使っていた」ので大量に撮り貯めている。そこで今回はこのHperDeckShuttle2とは何か、そしてその利点と注意点とは何なのかを詳細に紹介して行こうと思う。
【1、HyperDeckShuttleとは何?】
まずは→https://www.blackmagicdesign.com/jp/products/hyperdeckshuttleを見てもらおう。書いてある通りBlackmagicDesign社が発売している「HDMI/SDI対応の世界最小SSDレコーダー」である。
平たく言うと、PCに装着したGPUとこの機器をHDMIケーブルで接続する事により「昔でいうビデオデッキ感覚で録画出来る優れもの」だ。この製品の利点としては以下が挙げられる。
・Apple ProRes 422HQ もしくはDNxHD MFX圧縮ビデオファイルとして記録出来る(2つともTV局で使われる最高品質の10bit映像コーデック)
※ProRes 422HQ(非圧縮ビデオの6倍の時間を記録出来る)の対応は2012年11月14日からhttps://www.blackmagicdesign.com/jp/press/release/20121114-01で64GBのSSDなら50分の録画が可能
※Youtubeが勧める「高画質動画アップロード推奨コーデック」に今回の採用コーデックは含まれるhttps://support.google.com/moviestvpartners/answer/1679498?hl=ja
・HyperDeckShuttle2そのものが独立した機器なのでPC側のリソースに関係なく安定して録画出来る
・記録媒体がSSDなので編集したい場合はUSB3.0(または3.1)ないしはeSATA6.0で接続すればシームレスに扱える(MacユーザーならThunderbolt2等がお勧め※もうすぐThunderbolt3が出る)
※HyperDeckShuttle2対応SSD一覧https://translate.google.co.jp/translate?hl=ja&sl=en&u=http://documents.blackmagicdesign.com/HyperDeck/HyperDeck_Recommended_SSDs.pdf
・録画中であってもHDMI-OUTコネクタがある為「録画しながらディスプレイにスループット(録画停止中でもスループット可)」出来る
この機器はファームウェアのアップデートにより随時対応コーデックやファイルタイプが追加されていくものなのでこまめにBlackmagicDesign社のホームページをチェックする事を勧める。
・ドライバー兼ファームウェア入りのHyperDeck4.0(旧サポートページ)
・現在のダウンロードページ(HyperDeck4.1~現在)
https://www.blackmagicdesign.com/jp/support/family/disk-recorders
(注意事項)
ドライバは問題ないのだが、ファームウェアアップデートする事で想定外の不具合が出る事が希にある。よってHyperDeckShuttle2に適応して問題ないかどうかを03-5295-5661(BlackmagicDesign東京オフィス・テクニカルサポートにかけて5番を選択)で確認してからファームウェアの適応をした方が良い。万が一誤ってファームウェアアップデートした場合でもダウングレードが出来るので、安心すべし。西日本の人は西日本のテクニカルサポートがあるのでこちらを参照。
https://www.blackmagicdesign.com/jp/company
【2、HyperDeckShuttle2で扱えるSSDのフォーマット形式は?】
多くのユーザーはWindowsで採用されているフォーマットを望むであろうからそちらの話からしよう。BlackmagicDesign社はこの製品でWindowsでも扱える様にexFatフォーマット形式の対応を2012年9月7日に発表した。
https://www.blackmagicdesign.com/jp/press/release/20120907-06
このフォーマット形式はMacにおいても互換性があるのでWindowsとMac間をSSD1つで自由に行き来出来る・・・と言えば聞こえは良いのだが、実はここに1つ重大な落とし穴があるので踏まえてもらいたい。それは
・exfatフォーマット形式の落とし穴として、BlackmagicDesign社推奨SSDであっても、ファームウェアップデート適用後にHyperDeckShuttle側で「SSDの認識に失敗する事態」が希に発生する
という事である。これを知らずにexFatフォーマット形式だけで使おうとすると「機器側でSSDの認識に失敗した場合に、その原因が分からず半永久的に悩む羽目になる」という地獄に陥る。上記でファームウェアップデート適応前にテクニカルサポートに確認した方が良いと述べた理由がこれである。なので、私のお勧めとしてはやはり
・HFS+フォーマット形式でSSDにパーティションを作成しフォーマットする事
これに尽きる。ファームウェアアップデートに影響されないフォーマット形式がHFS+だからだ。しかし、HFS+はご存知の通りMacOS8.1から採用されたファイルフォーマット形式であり、Windows上でこのパーティションを作成したりフォーマットしたり出来ない。HFS+フォーマットとパーティション作成の為だけに中古Macを買ったり、MacDriveを買うのは釈然としないであろう(MacDriveは初期化対象がディスク全体のみで、パーティション単位での指定が不可)。ではどうするのか。それを次に述べよう。
【3、WindowsでHFS+フォーマットを行う方法とは?】
実はこの機器を扱う際の準備段階でここが一番の肝となる。上記でも示した通りWindowsにHFS+のフォーマッターは実装されていないので、Windows上でこれを無料で行う手段を考える場合、行き着く方法は
・Oracle VM VirtualBoxとDpartedを組み合わせてHFS+フォーマットを実行する
という外道技である。一体何のこっちゃ?と思う人が大半かもしれないが、順を追って説明していこう。
1、Oracle VM VirtualBoxとは何?ダウンロード先とインストールは??
→http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1009/30/news122.htmlをまず読もう。簡単に言ってしまうと、Windows上で実行可能な「OSエミュレーションシステム」である。Windowsの中に仮想PCを作りそこでOSを動かす、というイメージ。あまり大きな声では言えないが、家庭用ゲーム機のエミュレーターを考えれば意味は分かるであろう。ダウンロードは公式サイトから(英語)。しかし起動すると日本語メニューなので安心してインストールしよう。下記の例はWindowsXPやWindows7を仮想起動したものである。
2、何故このVirtualBoxを使う必要があるのか?
http://www.forest.impress.co.jp/docs/news/20150710_711196.html及びhttp://www.forest.impress.co.jp/library/software/virtualbox/を読んで頂きたい。ここで注目すべき点は
・VirtualBoxを実行しているPCに接続されたUSB機器を利用出来る(VirtualBoxを実行しているPCに接続されたネットワークやサウンド機能も標準で利用出来るのでAndroidエミュレーターとしても利用される。また仮想PCの作成はウィザード形式で行え、各種WindowsやLinux、FreeBSDなどインストールしたいOSを選択すると、仮想PCに割り当てるメモリやHDDのサイズを自動設定してくれる)
http://nostalgia.xii.jp/hidden.vc/blog/schloss1/2009/11/sun-xvm-virtualbox.php
・ISOイメージのマウント及びブートをサポートしている
この2点が今回Windows上でHFS+フォーマットを成し得る鍵となる機能である。つまり
・USB経由で接続したSSDであればVirtualBoxで起動させたOS(ISOブートも含む)に認識させる事が可能となる
ここがミソなのだ。ここまでで「SSDをVirtualBoxで起動したOS(ISOブートも含む)に認識させる方向性」については理解出来たであろう。では次に、GpartedをVirtualBoxで使う方法に解説を進めるがGpartedとは何かを説明しておこう。
3、Gpartedとは何?ダウンロード先と利用方法は??
GpartedとはLinuxベースのパーティション操作ソフトで、gnome(GUIツールキットとしてGTK+を採用し、Linuxや各種BSD等のX Window System上で動作するデスクトップ環境)が採用されている。isoイメージが標準で用意されているので、CDブートが可能(CDブート可能なLinuxをLive Linuxと呼び、今回の場合はGparted Liveと呼ぶ)となる。つまりこれを上記で説明したVirtualBoxでISOブートさせる運びとなる。↓は簡単な説明。
http://installlinux.jimdo.com/linux-%E3%83%A1%E3%83%A2/gparted/ https://osdn.jp/projects/gparted/ http://www.gigafree.net/system/drive/gparted.html
ダウンロードはhttp://sourceforge.net/projects/gparted/files/gparted-live-stable/0.24.0-2/から行おう。リストの中にgparted-live-*.isoというリンクがあるのがお分かりだろうか。これがGparted LiveのISOイメージである。最新版をダウンロードしよう。
VirtualBoxのISOファイルにダウンロードしたGparted Liveを指定し起動させると上記画面になる。そしたら、DefaultSettingを選択するとCUIベースで起動プロセスの読み込みが開始される。VirutalBoxでこれをISOブートさせる時の注意点として、必ず最低限1つは仮想HDDを設定済にしておく事(サイズは128Mb程度で良い)と、メモリ設定を256Mbにしておこう(ISOイメージが約250MBなので仮想マシンのRAMに書き込んだとしてもこれで確実にフリーズしない)。そうでないと起動や読み込みで失敗するからである。また途中でキーマップ設定をどうするか尋ねて来て以下の画面が出るがここはそのまま「Don’t touch keymap」を選択して進める。
キーマップの設定が終わると以下の画面になるので、15を選択する事によりGparted起動後のメニュー表示を日本語化出来る。なので15を指定して進める。
そして最後にはGpartedの起動モードを尋ねて来るので、ここはX Windowsである0を選択する。
起動に成功すると以下の画面になる。
今回の場合はあくまでHyperDeckShuttle2にてSSDをHFS+フォーマットで扱う為の準備としてVirtualBox及びGpartedを使う訳だ。つまり録画を考えた場合は上記例のような小容量のSSDだと十分な録画時間を取れないので、容量としては最低限128GB~のSSDを用意しておくのが無難である。 HyperDeckShuttle2対応SSD一覧を再度提示しておこう。
当然ながらPCにUSB経由で接続したSSDをGparted起動前にVirtualBoxにて認識済になっていないと、Gpartedを起動出来てもSSDの操作がGpartedで出来ないので、うまく出来ない人はVirtualBoxにてSSDがきちんとUSB機器として認識されているかどうか設定を確認しよう。VirtualBox上でGparted起動後にSSDの認識がうまく行えているかどうかは/dev/リストで確認出来るので、問題が無ければいよいよHFS+フォーマットを行う。そこで操作例として以下を見てもらおう。
上記画像の番号順で示した通り
/dev/リストからUSB接続したSSDを選択(容量で判断)
↓
点線で囲われたエリア(パーティション作成前であれば未割当てと表示される)で右クリック→フォーマット→HFS+を選択
↓
成功するとファイルシステムがHFS+のパーティション表記になる
という簡単な手順だ。これでHFS+フォーマットをWindows上で行えた、という事でHyperDeckShuttle2用のSSDが完成した訳である。それでは次にSSDをHyperDeckShuttle2へセット後、PCとHyperDeckShuttle2をどう接続して録画していくのかを具体的に説明しよう。
【4、SSDをセット済みのHyperDeckShuttle2とPCを接続し録画を行う】
とりあえず下記の画像を見てもらおう。まずはPC上のGPU⇔HyperDeckShuttle2⇔HDMIモニタの接続図の基本情報から
HFS+フォーマットをしたSSDのセットの方法と、PC上のGPU⇔HyperDeckShuttle2⇔HDMIモニタの接続に関しては上記の画像を見てもらえれば分かると思うのだがあえて文字にして書くべき注意点があるとなると、繰り返しになるが以下になる。
◆PC上のGPU設定について
・解像度:1080pではなく1080iの1920x1080(1080pだとリフレッシュレートが60Hzなので×)
・リフレッシュレート:60Hzではなく30Hz(60Hzだと受け付けないので×)
・出力色深度:8bpcでも12bpcでも問題無し
・出力カラーフォーマット:YCbCr4:4:4(4:4:2だとグリーン基調で×、RGBだと受け付けないので×)
何故この設定がGPU上で必要なのかというと、HyperDeckShuttle2側の仕様としてRGB信号や60Hz等リフレッシュレートを受け付けない仕様があるからである。これを知らずにHDMIケーブルだけ接続して録画を開始しようとすると「あれ?画面が映らないぞ???」と解決不能のループ地獄に陥るので、ここは必ずこの通りにしよう。なお、私の場合はGTXを使っている為NVIDIAコントロールパネルからこの設定は容易に出来る。NVIDIAコントロールパネルを使ってこの設定をする場合は以下の様になる。
そして忘れてはいけない、録画開始前のコーデック設定。これをきちんと以下の例のように定めないとApple ProRes 422HQコーデックファイルとして録画されないので、冒頭で書いたHyperdeck4.0ないしはそれ以降のファームウェアアップデートにより適応させた後、付属ユーティリティでAppleProResを指定しよう。この設定を行うにはHyperDeckShuttle2のUSB端子とPCを接続してドライバを先に入れる必要があるので忘れずに行おう。
さてここまで来たら、あとは自由に録画をするだけだ。録画開始から停止までを画像化したので見てもらおう。
基本は上記画像の通りである。冒頭でこのHyperDeckShuttle2が昔でいうビデオデッキ感覚で録画出来ると言った理由が良く分かるであろう。
録画した動画を再生して確認したい場合は、そのまま再生ボタンである▶を押す事ですぐ画面に映し出されるので、例えば録画した映像をHyperDeckShuttle2ごと外に持ち出し、友人宅等のHDMIモニタに接続して見せる、といった芸当も可能になる。再生を停止したい場合は停止ボタンである■を押せば良い。それで通常のPC画面に簡単に戻るという親切仕様だ。
◆録画時の工夫について
なお、基本的にFF11はDx10ベースのゲームである為、Win8以降のWindowsOSでのプレイは正直お勧め出来ない。特にWin10ではDx12がベースシステムとして用意されているが、これに対応したGPUは市場にGeforceとRadeon合わせて2015年11月時点で数点しか存在しない上、FF11そのものがこれに対応する予定が無い為、Win7でFF11をプレイするのが一番安定する。その為、HyperDeckShuttle2でHDMIダイレクトキャプチャをする際に、WindowモードでFF11を起動するケースではどうしてもタスクバーが邪魔になってしまう。そこでWin7のタスクバーのプロパティとして「自動で隠す」という機能があるから、それを有効にしておけば、例えWindowモードでFF11を起動したとしてもタスクバーが録画の際に邪魔をする事が無いのでお勧めする。
録画が終わったらいよいよアップロードへ移る訳だが、ここでもう1手間必要になるのでそれを紹介しよう。
【5、Youtubeへアップロードする為にWindowsPCでHFS+パーティションを認識させる】
録画を停止した後にSSD内には、.movファイル(Apple ProRes 422HQの10bit映像コーデックファイル)が作成されている。これは直接Youtubeにアップロード可能である。解説動画を作らない限り編集ソフトは不要であろう。
どうしても編集したい場合は以下のソフトが10bit映像コーデックに対応しているので検討すると良いだろう。https://www.blackmagicdesign.com/jp/products/hyperdeckshuttle/features
Edius:http://www.ediusworld.com/jp/
Avid Media Composer:https://www.avid.com/jp/products/media-composer
Final Cut Pro:http://www.apple.com/jp/final-cut-pro/
Premiere Pro CC:http://www.adobe.com/jp/products/premiere.html
After Effects CC:http://www.adobe.com/jp/products/aftereffects.html
DaVinci Resolve:https://www.blackmagicdesign.com/jp/products/davinciresolve
全般的に決して安くないソフトであるが、こういった業務用のビデオ編集ソフトを初めて扱うのであればEdiusを私としてはお勧めする。東京近郊に住んでいる人であれば秋葉原のツクモキャプチャ王国(http://capture.tsukumo.co.jp/ ツクモパソコン本店II3階)にて、実際の挙動を確認する事が容易に出来るので体験すると良いだろう。
話を元に戻すが、編集するしないに限らず、WindowsPCを経由してSSD内の動画をYoutubeにアップするには、Windows上でHFS+パーティションを認識させる状況を作らなければならない。何故ならHFS+パーティションのメディアをWindowsはそのままだと全く認識しないからである。そこで以下のソリューションで対応する。
Paragon HFS+ for Windows(フリーエディションだと読み取り専用なので、編集が必要な場合SSD上に書き込めない。編集が前提ならフリーエディションは×)
https://www.paragon-software.com/jp/home/hfs-windows/
これを導入する事により、Windows上で自由にHFS+パーティションに対して読み書き出来るようになる素晴らしいソフトである。えーこれ買うの嫌だよー、というケチな人はGoogleでGiveawayなりSpecialEditionなりをサーチすると良いだろう。ここで解説は割愛する。
インストールが終わったら、SSDをUSB3.0ないしはeSATA6.0なりで接続してみよう。
無事に外付けメディアとして認識に成功した一例が上記画像だ。つまりWindows上であるにも関わらず見事HFS+パーティションの認識に成功した、という訳である。
【6、おまけ的何か】
HyperDeckShuttle2を使いGPUからのダイレクトキャプチャを行う際に、しばしば壁となる問題が実はもう1つある。それがHDCP問題だ。HDCPとは、HDMI規格におけるコピーガード技術である。1昔前のGPUにはこれが搭載されていたりされていなかったりという状況だったが、現在のGPUにはほぼ100%搭載されている。
またHyperDeckShuttle2はHDCPが施された信号を受け付けないように設定されている。業務用機器なので当然と言えば当然だろう。GPU選びはつまり重要になるのである。
HyperDeckShuttle2を使う為だけに自由にGPU選びが出来ないなんてヤダヤダ!という声は確かにあるだろう。まぁそれは仕方な・・・ん・・・・?何か声がキコエテキタゾ・・・
ボクノイシデハナイナニカガ・・・ナニカヲカカセヨウトシテイル・・・・・ウゴゴゴ・・・
http://www.dospara.co.jp/5shopping/detail_parts.php?ic=206402
Timely社 HDMI Splitter LKV312ダ・・・
Timely社 HDMI Splitter LKV312ヲオボエヨ・・・
アキハバラノDosparaニユクノダ・・・
・・・・はっ!?一体何だったんだ・・・?
ん?ただのHDMIスプリッターではないか!!!そう!!HDMI信号を分岐させる便利な道具!!はーよかったー!自分で訳も分からないまま何を書かされるのかとひやひやしちゃったよ!
あっ駄目だからね!これをググっちゃ駄目だからきっと!知らないけどきっとそうだよ><
【7、終わりに】
いかがだっただろうか。ここまでの内容を振り返ると
【1、HyperDeckShuttleとは何?】
【2、HyperDeckShuttle2で扱えるSSDのフォーマット形式は?】
【3、WindowsでHFS+フォーマットを行う方法とは?】
【4、SSDをセット済みのHyperDeckShuttle2とPCを接続し録画を行う】
【5、Youtubeへアップロードする為にWindowsPCでHFS+パーティションを認識させる】
【6、おまけ的何か】
という6章に渡り「FF11をHyperDeckShuttle2でダイレクトキャプチャを行う方法」を解説した。この方法は完全に外部機器によるハードウェアキャプチャなので規約違反行為とならない。安心して使用出来る。何と言っても、一番の売りはやはり
・低価格でありながら業務用10Bit映像を手軽にスタンドアローンで記録可能な事
これである。この機器があればPC問わずHDMI規格さえあればどこでもキャプチャ可能なので、持ち運ぶと良いだろう。サイズ的にもコンパクトで申し分ない。
またスペックの低いPCや、HDMIコネクタはあるがオンボードGPUしかない、等の環境にも対応するので間口が広いのも魅力だ。(編集をする場合はそれなりのパワーが必要になるので、編集に耐えられる環境がもう1つ必要となるが、編集不要であれば基本的に問題無い。)
もしこの記事を読んでHyperDeckShuttle2に興味が沸いたのであれば幸いである。業務用映像コーデックを自分の手足として使える日常は、これまでの世界を一新するであろうから、その一歩を是非踏み出してみてはどうだろうか。
それではこの辺で記事を終えるとする。
解説者:Micktll